●日商PC検定とは?

日商PC検定のねらい
 日本商工会議所のパソコン検定は、単にパソコンの操作の仕方や手順だけを問うものではありません。いまや生活に欠かせないものとなったパソコンを、本当に「使える」ツールとするための「考え方」を含む、パソコンの活用法を問うものです。いかなる目的で、また、いかなる使い方でパソコンを活用するのかという、いわばパソコンを使う「文脈」を学ぶことが求められます。

パソコン能力の客観的証明
 日商パソコン検定は、パソコンを使いこなす能力を客観的に評価する公的な性格をもつ資格です。
 キャリアアップや自己実現のため、またスキルの向上のために最適です。
 現在、日商および各地商工会議所では、「日本PC検定(文書作成)」「日商PC検定(データ活用)」「ビジネスキーボード認定試験」「キータッチ2000テスト」という4つの検定試験を実施しています。
 初心者から上級者まで、レベルと目的に合わせて無理なく学習できます。


日商PC検定(文書作成)


日商PC(文書作成)とは
 昨今の企業実務では、パソコンソフトの操作ができるだけでなく、どのように活用すれば、効率的・効果的に業務遂行できるかが重要になってきています。本試験は、主としてワープロソフトを活用し、正しいビジネス文書の作成取扱いができるかどうかを問う試験です。
こんな人たちの役に立ちます
  • 質の高いビジネス文書を作成する能力を身につけたい
  • 文章の読解力、文書処理に関する一般的な知識を習得したい
  • 企画書類、プレゼンテーション資料の作成能力を身につけたい
試験科目と範囲

試験科目 試験時間 程度・能力 合格基準

知識 30分
(論述式)
 必要な情報を入手し、業務の目的に応じた最も適切で説得力のあるビジネス文書、プレゼンテーション資料等を作成することができる。 知識・実技
の2科目
とも
70点以上
実技 60分

知識 15分
(択一式)
 与えられた情報を整理・分析し、参考となる文書を選択・利用して、状況に応じた適切なビジネス文書、資料等を作成することができる。
実技 40分

知識 15分
(択一式)
 指示に従いビジネス文書の雛形、既存文書を用いて、正確かつ迅速にビジネス文書を作成することができる。
実技 30分




日商PC検定(データ活用)


日商PC検定(データ活用)とは
 パソコンの表計算ソフトなどを使い、業務データを分析し、表やグラフの作成を行い、その結果を経営改善、企業の指針決定に役立つ資料にまとめる能力を身につける検定試験です。ビジネスに直結した内容なので、社員のパソコンの活用能力を高めたい企業や、スキルアップをはかりたい社会人に高い評価を得ています。

こんな人たちの役に立ちます
  • 日常業務において、パソコンを有効に活用したい
  • 業務データを活用し、資料作成や企画書が作成できるようになりたい
  • 業務の問題発見や意思決定にパソコンを活用したい
試験科目

試験科目 制限時間 程度・能力(ビジネス・一般文書) 合格基準

知識 30分
(論述式)
 自ら課題やテーマを設定し、業務データベースを各種の手法を駆使して分析するとともに、適切で説得力のある業務報告・レポートプレゼンテーション資料等を作成し、問題解決策や今後の戦略・方針等を立案する。 知識・実技
の2科目
とも
70点以上
実技 60分

知識 15分
(択一式)
 表計算ソフトを用い、当該業務に関する最適なデータベースを作成するとともに、適切な方法で分析し、表やグラフを駆使し業務報告・レポート等を作成する。
実技 40分

知識 15分
(択一式)
 表計算ソフトを用い、指示に従い正確かつ迅速に業務データベースを作成し、集計、分類、並べ替え、計算、グラフ作成等を行う。
実技 30分





ビジネスキーボード認定試験


ビジネスキーボード認定試験とは
 基本的なタイピング技術を認定する「キータッチ2000テスト」の中・上級試験にあたり、ビジネス実務で要求される、速くて正確なキーボードの操作技能を証明する試験です。

 試験は、ネットを使って行われ、自動的に実施されます。
ディスプレイに出題された問題に対し、制限時間内に問題と同じ文字や文章をキーボードより入力していきます。試験が終了すると自動的に採点が行われ、その場で結果が表示されます。
 採点は行単位に行われ、行内の文字数を加算していきますが、行内で一文字(スペースも含む)でも誤りがあった場合は、その行の入力文字数は0としてカウントされます。


試験科目

試験科目 試験時間(練習時間 最高入力文字数 出題内容
日本語科目 10分(2分) 900字 短文(1行、複数行)、単語(漢字、カタカナ)、ことわざ、4字熟語 等
英語科目 10分(2分) 3000字 短文(1行、複数行)、単語、熟語、アドレス 等
数値科目 5分(1分) 1200字 数字、郵便番号、電話番号、日付、漢数字→算用数字、記号付き数字 等
*試験時間は、受験上の注意事項や練習時間等も含め、全体で約50分程度かかります。

認定基準
 各科目ごと入力文字数により技能認定するとともに、、以下の表の通り S、A、B、C、D の5段階で評価します。
 受験者全員に技能認定証明書が交付されます。
 なお、日本語、英語、数値の3科目全てについて、評価を取得した方には、「ビジネスキーボードマスター認定書」が、申請に基づき交付されます。


科目/評価 日 本 語 英  語 数  値
      900字      3000字      1200字
899 〜 800字 2999 〜 2500字 1199 〜 1000字
799 〜 600字 2499 〜 2000字  999 〜  800字
599 〜 400字 1999 〜 1500字  799 〜  600字
399 〜   0字 1499 〜    0字  599 〜    0字
*ビジネス実務で要求される技能は、C評価以上が目安となります。





キータッチ2000テスト


キータッチ2000テストとは
 タッチタイピング技能を証明する試験です。この試験は、合否を判定するものではなく、10分間にランダム配列・英数字・ローマ字等の形式で出題されるアルファベット・数字・記号を入力できた文字数で判定します。

 試験は全てネットを使って行われます。10分経過すると自動的に採点が行われます。
 
こんな人たちの役に立ちます
  • 初めてパソコンを使う人
  • もっと速く入力ができるようになりたい人
  • ビジネスコンピューティング検定の合格をめざす人
認定基準
  • 合格・不合格ではなく入力できた文字数でキーボード操作技能を証明します。
    • 受験者全員に「タッチタイピング技能認定証」が交付されます。
    • 2000字全て入力を終えた方に「ゴールドホルダー」の称号が授与されます。
試験時間は、受験上の注意事項や練習時間(5分間)等も含め、全体で40分程度かかります




電子会計実務


電子会計実務とは
 昨会計実務においては、パソコンソフト等の活用による電子会計が普及し、簿記の理論・知識をもとに、会計ソフトから得られる会計情報を分析・活用し、経営に役立て、これを実践できる人材の育成が急務となっています。
どうかを問う試験です。
こんな人たちの役に立ちます
  • 企業の経理担当者
  • NPO、公益法人などで会計実務に携わる者および一般社会人、学生・生徒などが対象
試験科目と範囲
(注)受験にあたっては、簿記の理論・知識が必要です。
試験対応会計ソフト:会計王8(ソリマチ株式会社)
試験科目 試験時間 程度・能力 合格基準

知識 15分
(択一式)
 各種原始証憑の見方・取り扱い、会計データの入力、各種電子帳簿書類の出力、電子会計データのバックアップとバックアップデータのリストア(復元)等や各種電子帳簿書類の見方等の知識を有するレベル 70点以上
実技 40分