●コンピュータサービス技能評価試験とは?

T コンピュータサービス技能評価試験の概要
 この試験は、中央職業能力開発協会と都道府県職業能力開発協会が共同で実施しており、都道府県職業能力開発協会が実施する一般募集試験と、事業所や教育訓練施設が中央職業能力開発協会の認定を受けて実施する認定施設試験とがあります。
 コンピュータサービス技能評価試験は、教育事業所や教育訓練施設でコンピュータを活用した各種サービスを行う人々やその方法を学習した人々の能力を評価する試験です。これによって、これらに従事する方々の技能修得意欲を増進したり、社会一般の評価を高めることで、社会的、経済的地位の向上を図ることを目的としています。

U 分野、部門、等級、受験手数料および称号
 コンピュータサービス技能評価試験の分野、部門、等級および受験手数料は、次表のとおりです。
また、合格者には、中央職業能力開発協会会長および都道府県職業能力開発協会会長連盟の合格証書が交付され、次表に示すそれぞれの称号が与えられます。

分野名 部門名 等級 受験手数料 称号
OA機器操作部門 ワープロ部門 1級 7,820円 1級ワープロ技士
2級 6,580円 2級ワープロ技士
3級 5,250円 3級ワープロ技士
表計算部門 1級 7,820円 1級表計算技士
2級 6,580円 2級表計算技士
3級 5,250円 3級表計算技士
データベース部門 1級 7,820円 1級データベース技士
2級 6,580円 2級データベース技士
3級 5,250円 3級データベース技士




ワープロ部門

 OA機器操作分野・ワープロ部門の試験は、パソコンワープロソフトを用いて業務処理等を行う人々の操作技能や知識が、一定の水準に達しているかを評価するもので、昭和59年4月から実施されています。

評価方法
  • 実技試験:プリンタ用紙に出力した結果及びフロッピーディスクに保存した結果を判定します。
  • 解答用紙に記述した結果を判定します。
試験科目

区分 時間 試験の概要

筆記 20分 漢字、ビジネス文書の知識、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークと情報活用等に関する知識を問う。
実技 60分 課題1 文書作成 レイアウト図に基づき、表作成、オブジェクトの活用、編集機能の活用により、入力文字数1,100文字程度の文書を作成する。
課題2 編集・校正 与えられたデータをもとに、各種機能を用いて編集・校正を行い、複数枚に渡る文書を完成させる。
課題3 複数文書の
編集・管理
「課題1」及び「課題2」で作成した文書を1つの文書ファイルにする。

実技 60分 課題1 文字入力 500字程度の文字入力を行う。
課題2 文書作成 複雑な表作成、文字・段落書式の設定による文書作成を行う。
課題3 編集・校正 与えられたデータをもとに、編集機能、オブジェクトの活用により、文書の編集・校正を行う。

実技 50分 課題1 文字入力 350字程度の文字入力を行う。
課題2 文書作成 表作成、文字・段落書式の設定による文書の作成を行う。
課題3 編集・校正 与えられた文書データをもとに、編集・校正を行う。




表計算部門

 OA機器操作分野・表計算部門の試験は、表計算ソフトを用いて業務処理等を行う人々の操作技能や知識が、一定の水準に達しているかを評価するもので、平成4年4月から実施されています。
 試験は、表計算ソフトの各種機能を用いてデータ処理を行う実技試験とソフトの操作やOSなどの知識を問う筆記試験で行われています。

評価方法
  • 実技試験:フロッピーディスクに保存した結果を判定します。
  • 筆記試験:解答用紙に記述した結果を判定します
試験科目

区分 時間 試験の概要

筆記 20分 表計算ソフトの機能、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークと情報活用等に関する知識を問う。
実技 90分 課題1 検索フォームの作成 与えられたテーマの想定要件をもとに、各種フォーム機能・関数・マクロを用いて、検索フォームを完成させる。
課題2 データの集計・管理 与えられたテーマの想定要件をもとに、データの集計を行う。

実技 60分 課題1 装飾・編集 セルへの書式設定・関数式のエラー処理等の編集・装飾を行い、表を完成させる。
課題2 関数式による表の完成 セル範囲への名前定義、関数式の設定により、表を完成させる。
課題3 データ処理 与えられたデータをもとに、必要なデータの集計・抽出によるデータ処理を行う。
課題4 グラフ作成 高度なグラフを作成する。

実技 45分 課題1 表の作成 データ入力、簡易な関数・計算式、罫線の設定により表を作成する。
課題2 装飾・編集 行・列・セルの削除、セルへの書式設定、並べ替え等による表の編集・装飾を行う。
課題3 グラフ作成 簡易なグラフを作成する。




データベース部門

評価方法
  • 実技試験:ハードディスクに保存した結果を判定します。
  • 筆記試験:解答用紙に記述した結果を判定します
試験科目

区分 時間 試験の概要

筆記 20分 データベースの導入と分析、テーブルの作成、リレーションシップの設定、SQLのプログラミング、データベースの運用管理等について問う。
実技 90分 4種類のテーブルを作成し、必要なリレーションを設定した後、テーブル自体へのデータ入力と、作成した入力フォームを使用したデータ入力を行う。
さらに、指定の並べ替え、抽出、削除等の各種処理を行うとともに、レポートの作成を行う。

実技 90分 3種類のテーブルを作成し、必要なリレーションを設定した後、テーブル自体へのテータ入力と、作成した入力フォームを使用したデータ入力を行う。
さらに、指定の並べ替え、抽出、削除等の各種処理を行うとともに、レポートの作成を行う。

実技 60分 2種類のテーブルを作成し、必要なリレーションを設定した後、テーブル自体へのテータ入力と、作成した入力フォームを使用したデータ入力を行う。
さらに、指定の並べ替え、抽出、削除等の各種処理を行うとともに、レポートの作成を行う。